ワクワクお菓子作り
お菓子作りの何が嫌ってきちっとした計量がいること。
あと、細かな温度管理とか、見た目を綺麗に整えるセンスとか、作っていてムキーーーー!っとなる場面が多い。
とにかく繊細なんだよね、お菓子作りって。
だから、デパ地下に売られている宝石みたいなキラキラしたケーキ達は芸術作品と言っても過言ではない。パティシエは偉大である。
昔から家で食べるおやつと言えば「ふかした芋」か「トマトの丸かじり」だった私にとってお菓子作りは鬼門なのだ。
普段の料理は目分量でどうとでもなる。味見さえ怠らなければ失敗することもほぼない。
それに比べてお菓子は目分量なんてやろうもんなら、お菓子として成り立つかも怪しいものが出来たりする。もうびっくりである。
でもだからこそ、オシャンティーなお菓子を作れるようになりたい!
オシャンティーなお菓子やパンを焼ける様になって、「ええ、家のお菓子はすべて手作りですのよオホホ」って言ってみたい!などと思っていた時になんと、ニコニコ動画に料理動画を上げている、えもじょわさんがレシピ本を出す!ということで早速買ってきた。
動画で見ていてわかっていた事だけど、写真が綺麗でめちゃくちゃテンションが上がる。とにかくオシャンティーである。「お菓子作りまくったんぞーーー!!うぉーーー!!」っていう意欲が沸くとても良いレシピ本だと思う。
そしてそんなレシピ本を見て作ったニューヨークチーズケーキがこちら。
自分で言うのもなんだけど、初めて焼いたわりには上手くいったと思う。
えもじょわさんのレシピがすごいだけで、私はすごくない。
家のゴミみてぇな機能のオーブンレンジもなかなかやるじゃんって思った。
ただ、今回のレシピでは湯煎焼きをしないといけなかったんだけど、ケーキの丸型が入るでかい容器がなくて普通に焼くしかなかった。湯煎焼きと普通に焼いたのではどれくらいの差が出るのか今度試したい。
味の方は、濃厚でいて甘すぎず、いくらでも食べられる危険な味だった。
普段私は「チョコレートケーキ至上主義者」なのだが、なるほどチーズケーキも悪くない・・・っていうかめっちゃ美味いって思った。
とにかく、お菓子はレシピに忠実に分量さえ守れば美味しいものが作れる。
だから、目分量で適当にお料理するのが苦手な人は、お菓子作りの方が向いているのかも知れない。お菓子作りは、分量を計ってちまちまやってる時は、ムキーーーーってなることも多いが、焼き上がるまでのワクワク感と上手くいった時の達成感は、普段の料理より味わえると思う。
えもじょわさん良いレシピをありがとう。
これからも、この本を参考に色々なお菓子を作っていきたいと思う。
パリ在住の料理人が教える 誰でも失敗なくできる スイーツレシピ
- 作者: えもじょわ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/20
- メディア: 単行本
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